会社を守り、健全な状態に再生させるために必要な人員削減ですが、
正しい方法で行わないと、解雇トラブルに発展するケースも少なくありません。
このサイトでは、解雇トラブルから会社を守るための、解雇前の準備、進め方を紹介します。
解雇=悪 ではありません
■会社には従業員の生活を守る義務があります
解雇は決して「悪」ではありません。
会社全体が傾いていて、倒産してしまえば、
従業員全員が職を失い路頭に迷うことになります。
こういう状況を防ぐためにやむを得ず断行する解雇が、
「悪」であるはずがありません。
会社には、従業員の生活を守る義務があります。
必要な人員整理をしなかったばかりに、会社全体が潰れてしまって、
従業員全員を「不幸」にしてしまうことは、絶対に避けなければなりません。
■解雇トラブルから会社を守る
だからと言って、ただ解雇を断行すれば、それで良いはずもありません。
解雇される側にも生活があり守る人もいます。
会社も「人材」を手放すのですから、そのリスクは決して小さくありません。
解雇するにも、守らなくてはならない法律があり、
解雇の仕方によっては、訴訟問題の発展するケースも少なくありません。
会社の社会的信用にも関わってくる問題です。
会社を去る人に退職金・解雇手当も出せなくなる、
会社に残る人から仕事・賃金を奪ってしまう、
会社の倒産を避けるための人員整理(リストラ)も、
トラブルを起こさない解雇の仕方を知った上で、行う必要があります。